リサキュレーションバルブ摘出

経緯

シルビアのブースト0.65からの伸びがもっさりしているのが気になっていて、このリサキュしかないと思い…。実は別の理由だったのですが、前々から、知ってて気になってたこいつの処理法を改めてネットで調べ、対処しました。

ターボ車のレスポンスアップの改造

ターボ車はその強烈なパワーの上昇のため普通の人が乗れるようにレスポンスを悪くデチューンしているようです。
S15シルビアではこのリサキュレーションバルブの中にある小さな穴があり、このアナから圧力を逃し、一般人向けのなだらかな加速にしているそうです。いじるS15シルビアはこの穴をふさぐことで本来のレスポンスに戻せます。

そしてもう一つの方法が撤去!ブーストをあげていくと、バルブ自体が開き、圧力が漏れるらしく、ブーストをあげたり、前置きICに変えたときに、撤去するらしいです。しかし、撤去するとアクセルを抜いたときの空気の行き場所がなくなり、タービンに逆流。シュコヒョロヒョロローとかわいいバックタービンの音がなります。この音が、いかにもタービンに悪そうで壊れるといううわさと、それで壊れたことがないと言ううわさで、後者を信じて、そんなブーストあげてないけど、あと、エンジンルームがすっきりするとか、部品数なんて少なければ少ないほどいいのだ!という信念で撤去しました。(その後8年くらい乗りましたが、なんの問題もありませんでした)
わざと大きな音を出すためのブローオフバルブが売られてますが、あれはレスポンスが悪くなるので速くしたい人は絶対付けたらダメ。

リサキュレーションバルブとその周りの配管を撤去




写真1.摘出前。



写真2.摘出したもの。
これにプラスして、今日のバド代支払い〜バド開始の微妙な空き時間に、こいつをコントロールしているっぽい電子バルブも摘出。こいつ、何しているのか良くわからなかったのですが、撤去して何も変わらないので、リサキュをコントロールしてるってことでOKでしょう。

写真3.摘出後のエンジンルーム
すっきりー!チューニングカーらしくなりました。0円チューンで軽くもなりレスポンアップ、最高おすすめチューンです。
エンジンの前の端にあったコードをとめておく部分もなくなったので、家にあったアルミ片でステーを作りました。こういうので予想外に時間食うんだよね。2時までに産婦人科に行かないといけなくて、あせりましたが、無事終了。試運転はできませんでしたが、通勤に使ってみて問題ありませんでした。アクセル抜くとプシュ!ヒュルヒュルルーとなるようになって、ちょっと気になるけど、まぁ、慣れるでしょう。

そういえば昔、サーキットでランエボがアクセル抜くたびにニャホホホホー...とニャンコがないているような音出してて、うらやましく思ったよな。俺のはニャンコっぽくないです。

あと、0.65以上のもっさり感は単なるパワーFCのブーコンの設定ができてませんでした。というか、前回マフラーを変えてから、調整していてうまく行かず、とりあえずDutyを最低の20にしたまま、そのうち、調整していたことも忘れてたんだ!昨日、とりあえず前の設定にしたらすんごいレスポンス良くなった。そしてもっとレスポンスをあげるために、毎日通勤で調整するんだ!

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