正しいラーメンの食べ方
麺類を食べるのが上手でない人がいますが、問題がわかりました。簡単です。当たり前すぎて気づきにくい。
テレビでラーメンを汚く食べる人
以前、ラーメンを食べるのが下手すぎる男の人がテレビに出ててかなり、不快でした。どう下手かというと、一生懸命にすすっているのですが、1回のすすりで1㎝くらいしか口の中に入っていかず「ズズズー、ズズズー、ズズズー」と永遠に…。いつになったら食えるんかい!おそらく、その方は普段はすすってなく、テレビなので一般的に「ラーメンはすするもの」という言葉だけが先行してやってもなかったことを頑張ってやってしまってだめだったんでしょう。しかも、この人犬食い系で口をラーメンどんぶりに限りなく近づけて食べてたので…ここだ!
「すする」だけではなく「箸と連携してすする」が頭の中にないのか、できてないんです。普通の人が当たり前にできている1点ができてないんです。
最初に「箸で高らかに麺を上げる」
これだけやれば大丈夫
すすっても、麺が入っていかない原因は麺が他の麺に絡まってて引っかかってて出てこないんです。簡単なことです。まずはこれをほどいてやればいいんです。それが、麺を箸で適量(これは個人の好みで調整して)つかんだ後、一旦麺が全部どんぶりから出るように上にあげます。机と椅子の高さと麺の長さで変わりますが、大体、目の位置よりちょっと高いところまで上げる。麺の様子を目で楽しみます。
その後は好みによります。ズハーっと吸えばノーストレスで一気に吸い込めます。私はいったん、箸を口の位置まで下げ、麺の下を残りの麺やスープのとことにワンバウンド、箸の部分の麺を口の中に入れて保持し、後は箸で麺の下を持って軽くすすりつつ箸で上にあげて突っ込みます。
麺を一度上げることで空気に触れて温度も下がるので、熱いの苦手の人もOK.さらにフーフーしてもよい。
この前ラーメン屋行ったらみんな普通にやってました。みんな考えてなくてやってるんだよ。
一連の食べ方を書いてみよう
- 箸で麺の端をつまみ、高らか上げどんぶりの外に引き上げる。→重要
- 箸を口の位置まで下げる
- ケース1:麺の端はどんぶりの残りの麺やスープの上にワンバウンド
- ケース2:スープ多めで楽しみたい人は麺の端をスープにいったん浸す。レンゲでスープエリアを作る
- ケース3:熱いの苦手な人は空のレンゲの上にいったん置く。
- ここで熱いのが苦手な人、前歯が知覚過敏、お子様はフーフーして冷ます。
- 箸を口に突っ込み、歯で保持
- 残りの麺を口に入れていく
- ケース1:すするのが好きな人はここで一気に吸い込みすすりきる
- ケース2:箸で麺の途中を挟んで何度か口に運ぶ。私みたいにすすると油断すると肺に入るのが嫌ない人や、テーブル席で前の人に汁を飛ばしたくないときはおすすめです。
- ケース3:すすりと箸をバランスよく使って口に入れていく
- ハムハムと噛む
- レンゲでスープをすくって飲む
例にて一連を見てみよう
1.麺は中で絡まってます
これは私が大好きな「いち押しラーメン」。すりごまを多めにいれてます。
2.箸で麺の端をつまみ、高らか上げどんぶりの外に引き上げる→最重要
一番の、唯一のポイントです。
3.箸を口の位置まで下げ、スープにワンバウンド
4.口に運ぶ。箸で下の方をフォロー
我ながらいい記事ができた。ラーメン文化のない国の外国人向けにいいかも。英語版も作ろう。そういや、パスタもやっていること同じだね。くるくると絡みから引き出している。