自作クランク 情報収集用1号機

やっぱクランクが一番釣りやすいよなぁと、自作ルアーにクランクを追加したくて。計画にはあったんですが、そろそろ最高シーズン終わるので作り始めました。

材料は息子の学校の工作の余りの木材です。訳あって3枚構造です。形状とそれによる動きの確認と型にするのが この試作品の最終目標です。

ざっくり削りました。この角度、結構いい形してます。でもカエルを目指しているので結構扁平です。

3枚重ねの理由は 真ん中 1枚の加工しやすくするため。目的は重心移動式システムです。 両端のサイドの木はもうちょっと薄くていいんですが なりゆきで同じ 材料を使ってるんでちょっと太めになってしまってます。

オモリが移動する空間をざっくりナイフで削って、ヤスリで磨きます。この作業がやりやすいようにするための3枚構造です。UVレジンでの量産時もこの3分割が作りやすいと想定してます。

側面を片方だけ付けた状態。うまく機能しそうです。オモリはこれより大きいいものを1つと音用に極小のオモリ2つにしました。大きいのを複数いれると詰まって安定が損なわれてキャストでバックラッシュしそうなので。

動作確認をするため 組み立て時に キャストして 泳がしても水の中で水が侵入してこないようにプラモ用のマスキングの材料で シール しました。 これは暫定です。

えらいビビットのカラーリングになりました。黒色は プラサフ です。とりあえずの 防水です。

リップはアルミをカットして ちょいちょいと曲げてて作りました。リップの先の左右をちょっと下げて真ん中がちょっと上がってます。

ラインを結束する部分のアイは匕ートンを入れるには中の重心移動システムの空間のためスペースが足らないので、とりあえず リップもあげてる部分を加工して スナップリングをつけれるようにしました。 このアルミのリップ自体は木ネジで止めてるのですがこれも浅いので 接着剤を兼ねて 緑色のマスキングゴムでくっつけてます。最終は接着剤か UV レジンでここも作るかな。

今回は巻いていて 分解しなければ よしとします。

うまく泳ぐか釣りの現場に持ってきました。 やってみると意外や意外何の調整もなく一発目できちんと動きました。 想像してたのは破綻しまくって1から作り直しとか最悪 想像してました。

ウォブリングもいい感じです。ローリングは真っ黒だとちょっと分かりませんがよくやってるようにも見えます。 わかるように腹の色とかを書いた方が良かったです。

テスト後、分解してみたら水の侵入はありませんでした。この緑のマスキング材料、パッキンに使えます。

ちなみにこれで10g投げやすいちょうどいい重さ。容積は大きめなので浮力がでかいです。もうちょっと思くていいかも。

6/7 その後、塗装して試しました。

カエルカラーです。エアブラシですUVレジンでトップコート、最終仕上げの削り、磨きはしてません。

塗装した後UVレジンで表面を固めた状態です。意外や意外ウォブリングだけでなくローリングもしまくっていい感じのルアーになったと思います。

次は量産に向かいます。