ジャイアントポップマツクスプロッパー 量産試作#2号機

量産試作していることをいつもの先輩らに話したら、早速注文が入りました。この型の最初の原型を持っている先輩、その原型は緑、黒、オレンジのエアガンで塗った楽しいものでしたが、今回の発注は赤単色…。1号機とほぼ並列で作業してます。

シルバー下地にクリアレッドでロードスターの闘魂レッドにしようかと思ってみましたが…。

UVレジンに混ぜることでカラーレジンにならないかの実験台にしました。外にクリアの層、固めたあと、少々クリアレッドだったかな?ソリッドのレッドだったかな?まぜたUVレジンを積層して固めていきました。

アイをセットして周りにUVレジンで固めていきます。

シルバーベースの上にクリアレッドでロードスターの闘魂レッドになるので簡単にペイントマーカーの銀で色を入れてみた。まぁ、効果はなかったです。
しっぽの方は、プロペラをつけますので、あとからアイをねじ込めるようにレジンで埋めます。頭部も同じく補強しました。透明レジンなのですが、赤の色が反射してきて全体が赤く見えます。錘はパチンコ玉5.5gかな?と思ってた写真ですが…。その後試行錯誤します。

色をUVレジンに入れることで大きな変化がありまして、硬化後、柔くなります。その後徐々に固くなっていき、1回目の片割れはそって固まってしまったので破棄し、作り直しました。しばらく硬化するまで数日、型から取り出さないほうがいい。

この錘なら6g

そして、接合前の本体との合計が16g。

こっちの錘が9gで、合計20g.全体で20gくらいと思っていたので、これに決定しました。

プラスして後側にラトル音用のたまも入れました。

上からジャイアントポップマツクスプロッパー#0号機、#1号機、#2号機。
このあと、#1号機とともに泳ぎチェックに行って両方とも沈むことを確認。これから接合分の樹脂もあるし、アイがもう2個付くし、フックも2個付くし、ペラも付くし…が誤差かなと思い込んでいたのが失敗。重すぎました。

ちなみに、その後久保白でスイムテストしたとき、#0号機がキャスト切れで飛んでいき…、はるか遠くに浮いているのが見えるけど落ち葉かもしれない。風がなくて全く動かない。それを回収するために…#2号機を1時間投げ続けてようやく引っかかって回収できたところです。#0号機は浮くけど、#2号機はしっぱいしてて沈むのでまたキャスト切れしたらもう回収は無理というリスクの中、どうせならこれで魚が食ったほうが面白いし、泳ぎの確認人もなるので1時間投げました。#1号機は顔のデティルを足していき、ごつい顔にしてたのでどうしても回収したかった。このあと#0号機は河内防災ダムでロストしますが…。

再び重さ調整のため身体測定をします。#0号機はフックペラ全部合わせて20gです。

フックペラの重さは3g

腹を割って中の錘を取り出し、錘なしで他パーツ込での合計は…17g

ということで、0.5号=2gの錘とラトル用の鉄玉2個。これで全重量が20gになったはず。このはらのボコボコの模様は、シリコン型を昔、彫刻刀でカリカリ削ってた跡です。味のある模様と思ってましたが、ひょうめんしあげをしていくうちになくなりました…。プレゼントする人のコードネーム「TOK」と入れました。

その後、表面をサラサラUVレジンでコーティングすることを実験かねてやりましたが、あまり良くなく、透明樹脂なのに赤が反射してきてデテールが薄くなっているだけでした…。表面はコンパウンドでしあげてます。

#2号機なので2と入れました。入れたあと、UVレジンでコーティングしているのですが、剥げてますね…。白い点々は樹脂の穴にコンパウンドが入ってます。これで納品いたしました。今見てもデテールが丸い。

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