NDロードスター ピラーの合皮カバー 再製作 〜制作編〜

NDロードスターのAピラーの合皮&ステッチ。
前回のプランニング編に続き、制作編。
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まずは、設計から。
第1段で作ったものを型にして新しい合皮の裏にチャコで書いていきます。
もうお裁縫の世界です。小学生以来ですかね。
奥さんの裁縫セットを拝借してます。
第1段は百均の合皮1枚から2つ分とったのですが、今回はちょっと幅が増えるので贅沢に1枚に1部品取ります。
と言っても1枚100円です
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ステッチするところとかを記述します。
これ、上部です。
パーツの端のラインと、折り返すので、カットするラインを書いてます。
そして角の重なるところの処理を悩んでいるところです。
カットするラインがどこなのかとかわからなくなっていきそうなので、斜線を入れたりして行きます。
初めてのことでノウハウなく、いきあたりばったりです。
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「ゴムで隠す」とかプランニング編で考察したものを図面に入れていってます。
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ステッチしない部分です。
「貼った後合わせてカット」と書いてます。大雑把に切って、最後は部品に糊で張り合わせた後、部品に沿ってカットするという手順を書いてます。
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当初、手縫いのつもりで、等間隔に縫えるようにミシンで糸を通さず穴を開けてみました。
が、この量を手縫いする気力はなく、ミシンでそのまま縫おうと方向転換。
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折り返したところをまち針で止めます。
合皮は結構硬いので、ゆうことを聞きません。
縫ったり、アイロンかけたり試行錯誤しましたが、
この状態でアイロンをかけるのが良いです。
アイロンかけると目印の穴は伸びでなくなります。
が、これはいいことを知りました。
娘に聞いたのですが、「仮縫い」という技法もあるらしく、そうかと、2個めはそれを発想源にホッチキスで仮どめしました。
ホッチキスの後もアイロンで消えます。
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ミシンで縫ってみました。ピッチが短いです。糸(=60)が細いです。
これは良くないと、一旦ほどいてやり直してます。
写真は無いですが、解く道具が針のようで刃が着いたとても面白い道具があり、これが意外と楽しく、やり直しも苦でなくなります。
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完成形で貼り付けてます。
ステッチの端からの距離を長めにしてます。
といっても当初の設計の端から5mm〜10mmの8mm。
折り返し部分を部品に乗せると厚みが出るので、折り返し部分は部品からはみ出てます。
写真がないのでわかりにくいですが、部品から合皮がはみ出てペラペラです。でもここが車につけるときのポイント。
貼り付けには3Mのスプレーのり99、洗濯バサミを使用します。
省略してますが、第1段をアップしてないのでわからないですね。
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上側の処理、悩んでいたステッチとステッチの間の部品的にカーブしているところはいい感じのところでまっすぐカットしてみました。
これが…、最終的に車に取り付けてみると以外や以外、何故かウルトラフィットしました。
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取付後の全容です。
試行錯誤の結果、上側一部をゴムパッキンの中に入れ込みました。
全部入れたり、全部入れたりしましたが、これがベストです。
出ている部分は折返しのペラペラ部の長さが絶妙でゴムパッキンと自然とつながってます。
Aピラーの写真って空が写り込んで難しくてこれでも取り直してきましたよ。
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上部。まるで純正のよう。
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上部。ステッチとステッチの間のゴムパッキンに入れ込んだ部分。
ちなみに入れ込まなくてもそれはそれで自然でした。
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切りっぱなしの部分。いい感じでしょ。
そして、先端は失敗…、部品に合わせてカットの部分ですが、十分に引っ張らないうちに決めてしまい、カットして、
後からシワ伸ばしのためにひっぱったり貼り直したりしていたら足りなくなったので、個片で隠しました。
あと、まだ左側ピラーが仕掛かり中…。

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