[DIY日記~悩みの種の水温~]

前に一度、冷却水漏れ&オーバーヒートで修理しました。右も左もわからないときで、車屋さんに任せっきり、しかし、本質的な原因は、ラジエーター。詰まってました。この辺で、人は頼られんなぁ。自分でやるべきかぁ?って思ってきました。

[水温計φ52電子式 トラスト グレッディ :2000/06/24(土)]


やはり、メーター付けるのって、辛い。基本は、前に付けたブースト計と同じ。
今回は、エンジンルームから、センサーの配線を持ってくるのに、針金ハンガー
を伸ばしたものでやりました。2回目で成功。タイヤハウスを剥がさなくて良く
て、良いです。
電子式だから、電源の配線がいっぱいあって、面倒くさいんですけど、カーステ
をはぐれば、全部出てくるので、今回もそこから取りました。水温計側のコード
を延長するために部屋で半田付けした後、楽チンな電源を取る圧着器で全部取っ
たので、楽勝でした。はめるだけ。付属してましたけど、グッディ(DIYショップ)にも売ってま
した。
本体は、メーターフード右側に前回と同じ様に固定。水温センサー取り付けアダ
プターは苦労しました。アッパーホースの真ん中を切って付けるんですが(2000/12/31注:もしかして、ローアーホーすに付けるべきだったのか?)、アダプターがなかなか入らない。
で、背中の筋肉が痛くなった。さらに、アダプターのためにホースの柔軟性がなくなって、
ラジエーター側も入らない。ムチャクチャ苦労しました。
真ん中ではなく、なるべく、ラジエーター側か、エンジン側どちらかギリギリに付けた方がいいと後で感じた。
雨が降ったり(車内に避難)止んだり(作業開始)で昼から始めて半日かかっ
た。日暮れ後までやっていて、車用蛍光灯(なぜか速攻壊れた[スーパーラジエーターII AT用、 ヤシオファクトリー:2000/06/25(日)])を使ってやってまし
たから、ほとんどエンジンをかけていたので、暖気は十分だった。

[結果]
水温計が動いたときには、アイドリングなのに100度付近をキープしてました。
純正水温計は、真ん中よりほんのチョイ上です。なんか、純正はデジタルな動き
のようです。下(~50度)真ん中(50度~100度)上(もう駄目)くらいです
が、さらに反応も鈍い。純正水温計がいつもより少しでも高いと注意しましょ
う。
さらにそこら辺を走っていくと110度とかにあがってます。俺は常に100度以上で
走っていたのか?しかも、しょっ中純正のメーターでHIより少し手前で、「後も
う少しいける!」とか思って、MAXまで行ってたし。1月間くらい、毎日がオーバ
ーヒート!ヘッドよがんでるよ。たぶん。
 

[スーパーラジエーターII AT用、 ヤシオファクトリー:2000/06/25(日)]


場所:寮の駐車場のがら空き+植木用の水道がある場所。
真鍮製、2層。
純正の倍ぐらいの厚さがある。
純正のアルミ製に対して、真鍮製という事で、重さも、倍以上ある。
中を覗くとアルミっぽい銀色だった。
さすがに、直で水に触れるところは、コーティングしてあるのか?
外、は、黒の塗料で塗装してある。フィンのうまく塗料がのってないところは、
真鍮の色だった。

コアをつぶさないように一苦労。
まず、エンジンの水路の錆が非常に気になるので、
「クレ」の錆取り剤(汎用)をぶち込んでアイドリング。しばらく待つ。
この錆取り剤は結構強力。ためしに錆びだらけのローターに原液をかけてみると、
次に日見たら、真っ白だった。
冷却水を抜いた。
ドレインボルトの下に周りを冷却水で汚さないようにボールを置いてゆるめる
が、
チョビチョビしかでない。下を水浸しにすると下に潜ったとき自分が濡れるの
で丁寧にやった。ロアホースから抜くのが一番速いが、
ボールじゃ、容量が足らず、あふれるし、バケツは下に入らないので、
今回は何回もロアホースを抜いて戻してとボールで捨てた。

冷却水を抜いている間に、前輪ジャッキアップして、アンダーカバーを外す。ロ
アホースを外すと、残りの冷却水が出てくる。なるべくこぼさないようにボール
でゲット。でもこぼれる。アッパーホースを外す。ラジエーター車を正面から見
て左側奥にある純正水温センサー(?)のカプラーを抜く。
AT車だからATフルードクーラー(ラジエーター内にある)のホースを外すと、ド
ロっと、きったないフルードが出てきます。これもまた、下にボールを置いて置
きました。「ちょっと出る」と何かに書いていたのに思った以上に止まらないの
で、ちょうどいいボルト(一応、用意していた。)で蓋をした。
ラジエーターを抜くときにここのジョイントが引っかかる。かなり邪魔。上2本
のマウントを外し、下のドレインコック(引っかかる)を取り外して、ファンの
周りのカバーのネジを4本外して、ファン側に押しやり、後は何とか抜く。いろ
いろ(特にATクーラーのコネクタ)引っかかり、上に行ったり下に潜ったり。
で、コアが傷つくし(いらないから良い)、大変でした。ここで逆に取り付けるとき
の注意点を経験できる。
古いラジエーターは、小さ虫がいっぱいはさまってました。表面で色の違うとこ
ろとかもあって、そこが詰まっているのかな?あ、中は赤錆だらけでした。ラジ
エーター自体はアルミだから錆びないはず。やはりエンジンルーム側が錆びてい
るんでしょう?

純正水温センサーを移植、抜くときに苦労した点を踏まえ今度は慎重に入れる。
後は、すべてを元に戻す。終わり。

[結果]
通勤時、高速走行で70度をキープ。裏道ぶん回し10分コース終了時80度。あー、
幸せ。憂いがなくなりました。サーモスタットは76.5度のはず、なぜ70度をキー
プ?76.5度で開き始めるのではなく、完全に開くって事か?今日は涼しいのでま
だ不明ですな。帰りに峠を上ってみてからが楽しみ。正直言って、サーモも換え
ないと駄目だろうと思ってましたが、ラジエーターキャップのところから見る
と、ぐんぐんいつもの倍の速さで流れてましたから、よっぽど前のは詰まってい
たんでしょう。

しかし、ラジエーターの性能がいいとかではなく、単に今までのが死んでいただ
けなのでは?と思う。普通に戻っただけなのに性能がいいと評価する人もいるの
では?難点は銅製なのでまたフロントが重くなった。純正の倍くらいあります。
錆びるのでは?って思いますが、冷却水が通るところはアルミっぽかった。フィ
ンだけが銅なのか?

あと、純正サーモスタット(ついでにブーツも )も購入。
しかし非常にやりづらいところにある。
次次次回くらいの課題です。
 

[追記]


ようやく、雨も上がり熱くなって来たころ、
直線かっ飛ばしで、70度チョイ下。
渋滞で80度
夜9時台に峠かっ飛ばしで、90度
(友達のワゴンRとバトルしたときは80度)
まあ、十分ですな。今度、三井での走行会での効果が楽しみ。
ボンネットの真ん中が全然熱くない。空気が通り、リザーバのある方は、やはり
ちょっと熱い。反対側、エアクリの方もラジエーターを抜けた空気の通り道だか
ら、結構熱い。これは、問題。やはり、台所用アルミ紙でなく、ちゃんとしたも
ので、徹底的に断熱するべきか?
ある程度度以上水温が上がると、CPUがパワー出さないモードにするらしいので
かなりかったるかったのが、水温が安定して、そういうこともなく、パワーも出
て快適。消耗品->パワーアップということで、劇的に改善が見られた。

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