マグブレーキ化-タイラバベイトリール ダイワ プリード 150SH-DH-L

5000円弱で買ったタイラバ用ベイトリール ダイワプリードをマグブレーキ化しました。

私は15年前くらいまでバス釣りを暇なときに気軽に楽しんでたにですが、ベイトリールだけは投げる度にバックラッシュ(ギアの当たりの事よね普通?クラッシュ?)するので大嫌いで使ってませんでした。
で、このリール、メカニカルブレーキしかついてなくて、試しにちょっと投げてみたら即バックラッシュ。タイラバで落としてみてもちょっと油断してサミングしなければバックラッシュ。バックラッシュしないようにメカニカルブレーキ強めにすると巻き心地が非常にぎこちなくカクカク。安いので素人向けと思ったら大間違いで、その辺のコントロールが必要。ベイトリールの扱いにくさの方がベイトリールの唯一のメリットの手返しの良さをを上回ってます。ちなみにメカニカルブレーキとは名前が不適切で、本来はスプールガタ調整ノブです。名前は的確に命名しましょう。バス釣り業界の名付けのセンスのなさも色々残念。
ベイトリールに求められる改善点は巻くときに抵抗なく、投げたときだけバックラッシュしないためのブレーキ機構、これを長年メーカーは努力して改善してきたみたい。
このリール、蓋をあけると何やら無意味な形状のものがあり、これは?と調査。

前のモデルの12年モデルはマグブレーキがあったみたいでその名残か、蓋の裏の部品はその時代のものと同じものと思われる形状であり、でも蓋自身はブレーキ調整ネジが撤去された設計です。
マグブレーキ自体、なんだか知らなかったので調べました 。永久磁石と回転するアルミによる渦電流発生のための抵抗であり、回転速度によってブレーキ効果が発生するとな、納得。くっ付き力ではないことに注意。アルミは電磁誘導しやすく、磁力にはくっ付かないのでベスト材料。今ではアブガルシアが主力で使用している様です。これは?!簡単にマグブレーキを追加できるのではないか?とやってみました。

この溝はハンズマンで売ってた6mmのネオジウム磁石が5つ、ぴったりでした。

S-N-S-N-Sと交互に裏返しで5つ。ピッたし入りました。試しにスプールを乗せて廻してみると気のせいか、軽くブレーキがかかっている感じです。

本来ならば、ここには磁力を束ねる鉄のプレート、磁石の位置を固定する樹脂、磁石とスプールの位置を調整するネジ機構があるはずの深さがありますが、12プリードの部品を取り寄せれば復元できそうですが、タイラバで着底したときのバックラッシュを防げれば良いので固定でマグネットを調整すれば良い。
とりあえず、つけれるだけのマグネットをつけてみました。
薄いのと厚いのの2種類買ってきて、ちょうど真ん中は下に突起があるのでこの真ん中の2つめを薄いタイプにすると全体の高さが揃った。あとは厚いタイプの磁石を総計、3段x5個。並べている間に違う順にくっついたりと試行錯誤して頑張って並べれました。
重ねる効果は全体の磁力の強さというより、スプールまでの距離の調整の意味が高い。

もう少し薄いタイプであれば追加できますが、とりあえず、これでバックラッシュ具合を試すと、被害が少なそうに改善しました。
実釣したりしないと正確にはわかりませんが、巻くときは抵抗なく、指でスプールを弾いたときはブレーキが効いているいい感じになりました。
ラインをキゅっと引っ張って見たところ、少しだけ巻き込んだ感じ、被害無し。ここから、緩めていく調整必要?

あとは実釣で確認したいけど、しばらく使わんなぁ。

追記:サイコー!

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